水素エネルギー分野における新会社設立について
~水素と守る、地球の未来~

株式会社イクト(本社:静岡県袋井市、代表取締役:平井辰憲)は、グリーン水素の普及とエネルギーの循環に取り組む新会社「株式会社ハイドロ・アース・エナジー」を設立したことをお知らせいたします。
設立の目的
イクトは、基幹事業であるクリーンエネルギー事業のさらなる拡大を目指し、グリーン水素に着目しました。グリーン水素とは、再生可能エネルギー(以下、再エネ)由来の電力を利用して水を電気分解してつくる水素のことで、地球環境に悪影響を与えません。現在、太陽光発電による再エネ需要は拡大していますが、天候や時間帯で左右される不安定な電力供給量であることなど、いくつかの課題に直面しています。そこでグリーン水素を活用して課題解決へ導き、エネルギーの地産地消の実現を目的とした新会社「株式会社ハイドロ・アース・エナジー」を設立いたしました。
設立の背景
世界各国では、GX(グリーントランスフォーメーション)の実現に向けた取り組みが加速し、CO2排出量に価格をつけて排出者の行動を変化させるための政策「カーボンプライシング」の導入が進んでいます。日本では、2026年度より排出量取引制度が本格導入されることで、再エネの需要がさらに高まることが考えられます。
今後の展開
株式会社ハイドロ・アース・エナジーは、令和7年度静岡市社会変革(GX・BX)推進事業提案に応募した結果採択されました。これにより、静岡市を割当先とした第三者割当増資を2025年12月に予定しております。水素循環システムを製造販売し、静岡市を中心に水素循環共生圏の構築などに取り組みます。水素循環システムは、再エネの余剰電力から純度99.999%のグリーン水素を「製造」「貯蔵」、電力が必要なときに水素の力で「発電する」といった3つの機能を兼ね備え、業界トップクラスの基準を満たしております。グリーン水素の普及に係る企画提案・施工などをイクトが担い、事業を拡大してまいります。
新会社概要

本件に関するお問い合わせ
株式会社イクト 経営企画室 広報担当 TEL:0538-84-6327
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